メンタルの元気がない時、「楽しい」や「嬉しい」といったプラスの感情がどこか遠くへ行っているような感覚になることがあります。趣味をやっていても楽しいというより「無」になっているような感覚です。
しかし、それと同時に「イライラする」「腹が立つ」といったマイナスの感情もほとんど沸いてこない、ということに最近気付きました。
こういう状態を全部ひっくるめて無気力と言うのかもしれませんが、そんなに悪いことばかりではないのかもしれません。
喜びの感情が乏しくなっていることは寂しいですが、怒りの感情も乏しくなってくれるのは私としてはありがたいです。イライラするというのはそれだけでストレスになるからです。
メンタルがやられていると自覚できた時、私はできるだけ自分が好きではなさそうなニュースを遠ざけるようにしています。
今で言うとコロナ関連のニュースです。何を見てもイライラしてしまうし不安にもなります。どうして日本はこんな状況なんだ、何が悪い誰が悪い…考えても簡単に答えが出るようなことではありません。
これが自分で理解できるようになってきたので、コロナ関連ニュースはできるだけ見ないように聞かないようにしています。テレビは見ないので対象はネットです。ネットニュースが目に入ってこないようにしています。
それでも目に入ることはあって、この前ふとコロナ関連のニュースをじっくり全文読んでしまいました。明るい内容ではなく行き場のないイライラと不安が募るような内容でした。
しかし不思議と自分の感情はほとんど動きませんでした。書かれていることが、どうでもいい他人事のように思えました。
こう思うのが良いか悪いかは今は置いておいて、良い意味でも悪い意味でも心が動かされなかったのです。自分でニュース記事を読んで勝手にイライラするよりは良いかな、と思いました。
ただ、何を見ても聞いても心が動かない状態が続くとしたらそれはそれで自分でもちょっと心配なので、今だけだと良いなぁと思います。
ニュースから離れるのはこの先も続けていきます。心乱されすぎるんですよね…最近のニュース。
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