人は人、自分は自分

色々なことが上手くいかない30代女の自分語りです

推し推しうるさい

「推し」という言葉を知らない人は今や少ないかもしれません。それくらい普及した言葉になったと感じます。私の印象では、この言葉はジャニーズアイドルに対して使うものだと思っていたのですが、今は全然そんなことないですよね。アイドルだけでなく、人間はもちろん二次元のキャラクターや無機物なものに対して使っている人も見かけます。何に使っても通じる言葉になったのだとしたら、これが文化なのかも…と思います。

そうなってから随分経つように思いますが、メディアがこの言葉を使うようになって久しいです。あまり見ているわけではないのに何を言うか…と自分でも思いますが、そんな私でさえそう思うくらい、メディアが「推し」という言葉を使い始めたように思うのです。「推し活」とか「推し〇〇」とか、そういったものを取り上げた番組まで出てきました。

正直に言うと、そういった流れに辟易しています。

以前、通勤で通るところにあるデパートまで推し〇〇という言葉を広告に使っていて、はいはい推しね、わかったわかった、という気持ちになりながらそこを毎日通っていました。

なんの根拠もない私の勝手な考えですが、ネットで流行っているものをメディアや企業が過剰に取り上げて持ち上げだすと、その文化は廃れると思っています。廃れるというか…面白くなくなるというか。

せっかくネットという閉鎖的な世界でオタクがこそこそと楽しく盛り上がっていたところに部外者が入ってきたような感じです。

推しがいる=人生楽しい!

というような構図にしたがる流れも好きになれません。私も以前応援しているアーティスト、いわゆる「推し」がいました。しかし、ファン同士の変な揉め事や界隈の空気が変わってきて疲れて離れたという経験があります。推し活は楽しいことばかりではありませんでした。だからこそ、推しがいる生活を持ち上げすぎでは?と思うことがあります。

好きな人や好きなことがあるのは幸せというのはその通りだと思いますが、誰か(何か)を継続的に応援するのって結構疲れます。メンタルがやられている時なんかは特に。

わざわざ「推し」なんて言わず、「応援している人」なんかでも良いんじゃないかと個人的には思います。

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