少し前の話になりますが、職場で飲み会がありました。飲み会といっても大勢ではなく私を含めて4人。60過ぎの役員のおじちゃんと非正規雇用の女性社員3人という謎の構成です。
そんな大々的なものとは思っていませんが、正規社員は賞与が出る時期にあえて部署内の非正規社員だけを集めての飲み会なので、まあ…そういうことなんだと思います。お金は1円も払いませんでした。
いや~、それにしても楽しくない飲み会でした。不快な気持ちになることはなかったし嫌な人がいるわけでもなかったのですが、60過ぎの役員のおじちゃんが典型的なおっさんの武勇伝的な話を延々としていたので聞いているだけで疲れるという…。
よくある話なのかもしれませんがここまで自分の話しかしない人、私のこれまでの人生の中ではあまり関わったことがありませんでした。たとえおじちゃんでなくても他人の人生の成功体験なんて一切興味がありません。できれば聞きたくないくらいです。
役員になるくらいの人なのでいろんな経験をしてきているのは事実、今思えばひと回り以上歳の離れた女数名に囲まれて向こうも場を盛り上げるため(?)に延々と喋ってくれていたのかもしれませんが、私としては興味がない話だったので面白くないのです。
あまりにも人生うまくいっていそうな感じの話ばかりだったので、帰る頃はすっかり疲れていました。自分は何をしているんだろう…と無駄に自己嫌悪に陥ってしまい、総合的に考えてもつまらない飲み会でした。
後日、一緒に行った同じく非正規の女性社員と話す機会がありました。この飲み会は微妙だったと意見が一致して少し気が楽になり、悶々としていた気持ちはその時に少し晴れたので良かったものの、多分また半年後くらいにこの謎の会が行われるということを考えると面倒だなぁと今から少し憂鬱です。よほど美味しいものを食べさせてくれるくらいでないと行く気になれません。
愛想笑いをしすぎて顔がつる、なんて久しぶりの経験でした。好きな人とならまだしも、どうでもいい人と行く飲み会…私にとっては時間の無駄です。それにしても、すっかり飲み会文化は元に戻った感じがします。個人的にはなくなってもいい文化なのですが、なかなかそうもいかないみたいですね…。
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