人は人、自分は自分

色々なことが上手くいかない30代女の自分語りです

前の職場で苦手だった人と自分の話

時が過ぎるのは本当に早いもので、2週間足らずで退職することになった仕事(派遣)を辞めてから、もう2か月経ちました。

こんな短期間で辞めているので思い入れも何もありませんが、今日はその職場のことを少し書いてみようと思います。

私が就いたポジションは、同じ業務を行っている正社員の人をサポートするような感じで、この社員の人と2人で常にやっていくような、そんな業務でした。

なので、この人とウマが合わなければ終わり、というわけです。そして2週間で辞めたということは…そういうことです。

正確に書くとウマが合わなかったというよりもっと(私の方が)身勝手な感じで、向こうがどう思っていたかはわかりませんが私はこの人(以降、Aさんと記載します)がとても苦手でした。

思えば職場見学の時から彼女、Aさんが苦手だったように思います。職場見学とは派遣社員として企業で働く前に、企業側と派遣される側の人間が顔合わせをするというものです。面接ではないとされていますが実際は面接のような雰囲気になってしまっているところも多いと聞きます。ただ、正社員採用の面接と比べると質問内容も空気感もかなり緩いと私は思います。

話が逸れました。その職場見学の時、Aさんも企業側の現場担当者としてそこにいました。

Aさんは私より5~10くらい年上に見えました。私は一緒に働く人の年齢は全く気にならないのでそこはいいとして、気になったのは化粧、ネイル、言葉遣い、でした。

偏見であることは承知の上で書いていますが、事務職としては珍しいな…と思うほどのガチガチなフルメイク(失礼な言い方をすると「ケバい」)、ビビッドで長いピンクの付け爪、その人の上司らしき人に対して友達のような話し方をしている。

え、私ここで働くことになったらこの人とやっていくんですか?

と、思いました。Aさんは私のこれまでの交友関係の中にはいないタイプの女性だったのです。

そして就業開始後、職場見学の際に感じた大丈夫かな…という思いが覆ることはなく、2週間足らずで辞めることになりました。本当にAさんが苦手でした。

悪い人ではなかったと思います。聞けばその職場で10年以上同じ業務をほぼ一人で担当していたと言います。ベテランです。周囲の若い社員さんがAさんにペコペコしているところも何度か目にしました。きっとAさんに対して強く出ることができる人はほとんどいないんだな、そういう職場なんだな、と思いました。

ベテラン社員が幅を利かせていることは珍しくありません。それが上手く組織を回すこともあると私は知っています。ただ、この職場はあまり…上手くいっていないように見えました。

そんなこんなで派遣会社の担当者には正直に、Aさんという人がどうしても苦手だと伝えました。かなり正直にいろんなことを話しました。

私は、自分が苦手だと思う人に対する耐性があまりにもなさすぎます。

ちょっとでもこの人無理だ…と思うと、徹底的に無理になってしまうのです。これが俗に言う「甘え」であるなら、そうだと思います。ストレス耐性もなさすぎます。

しかし無理なものは無理です。苦手な人とうまいこと表面上いい感じの付き合いをしながら仕事をしていく、これが全然できないのです。だから仕事も続かない。

かつて続いた仕事もありますが、そこで出会った人たちには本当に感謝しています。人さえ大丈夫であれば、あとはブラック要素がなければ私は割と働けるのでは?と思っています。こんなボロボロ職歴なのに楽観的すぎるかもしれませんが、今の私は正社員にこだわってもいないし、自分がなんとか生きていればいいや…くらいの気持ちなので楽です。

Aさん、たった2週間ほどの付き合いになりましたが悪人ではなかったと思うので、彼女なりに元気でやっていれば良いな…と思います。

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